写そうとしても、うまく映らなかった。
でも、たしかに「そこ」にあった。
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作業場の近くにある池は、夕方になると水面がやわらかく揺れて、そこに鳥がぷかりと浮かんでいることがあります。

その一瞬の風景を残したくて、何度かスマホを取り出して写してみたのですが、あとから見ると、見たはずの感覚や光はうまく写っていない。

水面の上にある白いかたまりは、鳥のようにも、何かの気配のようにも見えるかもしれません。
見る人によって、そこに浮かぶものが変わっていくかもしれない、そんな余白も大切にしています。

◼️サイズ：横158mm × 縦227mm（SMサイズ）
◼️素材：キャンバスにアクリル絵具

池のそばの、揺れる静けさと、うまく言葉にできない感覚を描いた一枚です。
静かな時間のそばに